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尼崎21世紀の森

娘が尼崎の21世紀の森(中央緑地)に行って来ました。

この公園は元々は工場が立ち並んでいた場所だったそうです。
工場が撤退したあとの土地をどう使うか、
という時に未来を見据えて「水、森、人が共生できるまち」を目指して、
森を作ることになったようです。
ここでは、どんぐりの種を近隣の里山から拾ってきて、
それを上、芽が出たものを森に植えるという取り組みをしています。
そしてそのプロジェクトの一環で「苗の里親制度」というものがあり、
苗を2年間自宅等で育てた後、公園に植樹するというのです。
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県民参加型のプロジェクトで子ども達も取っ付きやすい内容だし、
とてもいいなと思いました。
このプロジェクトがスタートしてすでに9年ほどが経っているようで、
この公園にも森ができ始めているようです。

海の近くでどんぐりの木が育つのかな、とか、
密集して植えて大丈夫なのかな、とか小さい疑問もいくつかあるので、
今度、子ども達と一緒に行って、私も体験してきたいと思います。

尼崎21世紀の森_b0131231_1453783.jpg

もらって帰って来た絵本です。

1ページ目には、かつての尼崎の状況が描かれています。
たくさんの工場があり、空には黒い煙、海には汚れた水が流されていた。
青い空、青い海も真っ黒になってしまった

といったことが書かれたいます。行政がかつての公害を真摯に受け止め、
それを文章に表していることに驚きました。
私達の環境を守るために、みんなが本気にならないといけないときなのだな、
とつくづく思います。
プロジェクトがうまく機能すればいいな、と心より願います。
by sunnydrops_tokyo | 2014-07-20 15:04 | 子供とエコ
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