里山について学ぶ(1)ーー絶滅危惧種について

先日、里山について学ぶ機会がありました。
とてもためになる話が聞けたので、
ここに書き残したいのですが、うまくまとめられるかどうか…。

兵庫県立大学の服部先生のお話でした。
最初に衝撃的だったのが生物の絶滅に関するお話でした。
エコについて書籍やニュースを見ていると
絶滅危惧種という言葉をよく目にします。
最近もニホンウナギが絶滅危惧種に指定されました。
それでも、絶滅危惧種や絶滅などは
ちょっと遠い世界の話のような気がしていました。
珍しい生き物が数の減少により、絶滅の危機に瀕していると。
もちろんそれには人的な影響が関わっていて、
環境破壊が原因である、と思ってもです。
自分には関係のないことのように思っていたのです。

それが、服部先生の話を聞いて意識ががらりと変わりました。
一つには、絶滅危惧種は動物だけではないということを知ったからです。

キキョウ、エビネ、トキソウ、サギソウ、
カザグルマ(クレマチス)、オミナエシ、フジバカマなど

珍しいものも混じっていますが、
大きい園芸店に行けば簡単に手に入るものばかりです。
しかし、これらが兵庫県の自然の中では見ることができないのだそうです。
かつて、野山のどこにでも咲いていたはずの植物が、
毎年、毎年、消えてなくなっていると。
調査をしている先生の目の前でどんどんと消えていっているというお話でした。

これにはショックを受けました。
私は7〜8年ほど園芸の仕事に携わっていました。
身近の植物だと思っていたものが、絶滅の危機に瀕しているとは。
そして、それらが80年代に入ってから急激に進んできたそうなのです。
里山が里山としての機能を果たさなくなった頃、
そして、高度成長期を終え、日本が更なる経済成長に進んで行った頃です。
目の前の自然が失われて行くこと、
それは、北極や南極の氷が解けるよりも、身近なものです。
どちらが重要かということではなくて、
私達の心にどう影響を及ぼすかということも考えさせられました。
私が植物の絶滅をとめられるわけではありません。
でも、知ってしまいました。兵庫の山の中に花がすべて消えてしまう前に
何かをしなければならない、そう思った時間になりました。
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by sunnydrops_tokyo | 2014-06-26 10:26 | その他
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