娘が学校からユニセフへの寄付を集める手紙を持って帰ってきました。
緑の羽募金のときには「羽と交換にお金を渡す」という行為が しっくりきたらしく、自ら進んで、おこずかいを寄付していました。 でも、今回は私に手紙を渡したきりで、何も言ってきません。 せっかくの機会なので、私から話をすることにしました。 でも、これが難しい。 私は飢餓について話をしようと思いました。 私は紙に68個の○(マル)を書きました。 それは地球に住む68億人を表現したつもり。 そして、中国の人口13億人を青色で塗りつぶし、 日本の人口1億人を赤色で塗り四角で囲みながら説明していきました。 図を使った時点で娘の頭の中は大混乱。 全く意味が分からなかったようです。 でも、私はしつこく続けました。 「世界にはご飯が食べられなくて、苦しんでいる人たちがいるんだよ。 それは何人だと思う?この○を色で塗ったら何個だと思う?」 と質問しました。 数の単位が全く分からない娘ですが、 当てずっぽうに、○の下に線を書き入れました。 答えはほぼ正解。 ○が10個分。世界の人口63億人の内、 10億人が飢餓に苦しんでいることを説明しました。 それでも、娘は「ご飯が食べられない状態」と「10億人」の数の意味が 全く理解できなかったようです。 小学二年生に飢餓で苦しむ人の「数」を説明するのは無意味だったのでしょう。 私の説明が下手だったことで、娘の理解が得られなかったのは とても残念です。 それでも、私はしつこく、 「だから、ご飯を残すなんて滅相もないんだよ。 食べられない人もいるんだから、食べられることに感謝して、 絶対に食べ物は祖末にしないで」とつけ加えました。 飢餓の問題には経済や政治、エコなど様々な要因があるようで、 私自身の理解を越える問題なのですが、 それでも、少しずつ家族には話していきたいなと思っています。 それにしても、親もいろんなことが試されるなぁと思います。 あ、娘には一応、寄付をしたことで何がもたらされるかまで説明しました。 でも、これまたまだ理解できなかったようです。 大人にも難しいこと、家族で成長していきたいと思います。 ![]() この図で飢餓問題が分かるはずない、ですよね。 (右端の丸いものは、一応地球。分かる、はずないですよね〜)
by sunnydrops_tokyo
| 2013-06-18 00:34
| 子供とエコ
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