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「わたしはマララ」を読みました。

図書館の「今日の返却本」の棚の中にその本はありました。
「わたしはマララ」聞き覚えのある名前。
すぐにピンときました。
昨年メディアで多く取り上げられていたパキスタンの少女「マララさん」です。
本を手に取ってみると、
その表紙の彼女は、私をまっすぐ見つめていました。

本を借りて、早速読み始めました。
私は初めて知るパキンスタンの情勢に驚き、そして恐怖も感じました。
結局、途中、読み進められない章がありましたが(読まずに飛ばしました)
一気に読み終え、最後は感動で涙が止まりませんでした。

マララさんは15歳のときに、女子の教育を良しとない国内の勢力「タリバン」に
銃で撃たれ、瀕死の状態でイギリスに運ばれ、一命を取り留めました。

私はそのことを知っていました。
しかし、彼女が「活動家」であること。
そして、銃に撃たれ頭蓋骨を半分失った今も暴力に屈せず、
「活動家」として公に姿を現し、発言していることは知りませんでした。

マララさんは国連でのスピーチでこんなことを言っています。
「言葉には力があります。わたしたちの言葉で世界を変えることができます。
みんなが団結して教育を求めれば、世界を変えられます。
でも、そのためには、強くならなくてはなりません。
知識という武器を持ちましょう。連帯と絆という楯を持ちましょう。
本とペンを持って闘いましょう。
それこそが私達のもっとも強力な武器なのです。
ひとりの子ども、ひとりの教師、一冊の本、
そして一本のペンが世界を変えるのです。
教育こそ、唯一の解決策です。まず教育を」

私は彼女の言葉に勇気づけられました。
時に私は主張すべきではないのではないか、と思います。
このブログにも書きたいことの数パーセントしか書けていないと感じています。
言葉には責任が伴います。
その責任を果たすことができない私が書いてはいけないと思うのです。
今もその資格はないと思います。
でも、信じたいです。
言葉には力があって、世界を変えるということを。
知識を深め、言葉に力を与えること。
そんな大きなことはもちろんできないのだけれど、
希望を持って過ごしたい。
我が子にその力を持ってもらいたい。
本を読み終え、そんなことを思ったのです。

さて、今日のブログをどう締めようか。
難しいな。無理にきれいに締めるのはやめておきます。
尻切れトンボですが、今日はこの辺で終ります。

読んでくださってありがとうございました。


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「わたしはマララ」
著)マララ・ユフザイ+クリスティーナ・ラム
発売元) 学研パブリッシング
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by sunnydrops_tokyo | 2014-09-26 23:20 | その他

自然の脅威_川の氾濫

西宮には「甲山(かぶとやま)」という309メートルほどの小さな山があります。
西宮の中心部から15分ほどで車で訪れることができるので、
小学生の遠足のメッカにもなり、家族連れにも気軽な山で知られています。
川あり、池あり、自然と親しむにはもってこいの場所です。

数日前、里山の勉強会で仲間達と仁川広河原を訪れました。
私も家族と何度か足を運んだことのある場所です。
でも、何かが違う…。

講師の話によると、8月の台風で川の水が増し、
河原一帯が完全に水没してしまったとのこと。
普段なら何の危険も感じない砂利の河原ですが、
よくよく見ると、長く伸びた草がなぎ倒されています。
濁流が流れた結果、水の流れも変わってしまい、
何本もの細い水流ができていました。

夏になると手軽さゆえに、キャンプを張る家族がいるという河原。
もし、夜中に台風が襲ってきたら、安全に避難することができただろうか…。
実際、今年の夏は神奈川のオートキャンプ場で逃げ遅れた人がいました。

夏の天気のよい河原で遊んでいると、
洪水や濁流を思い浮かべることはできないかもしれません。
「川の側でキャンプを張ってはいけない」という常識も、
どこかに消えてしまうのかもしれません。

でも、やっぱり覚えておかないといけないのですね。

普段見慣れている甲山の川の変容ぶりを見て、実感することができました。
自然の脅威、しっかり頭に入れて山や自然と親しみたいと思います。

2013年撮影
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by sunnydrops_tokyo | 2014-09-24 09:18 | その他

「よかたい先生」を読んで

今年の夏は小学生用の推薦図書のような本を沢山読みました。
良い本が本当に揃っています。
子ども向けに書かれているので、文字が大きいですし、字数も少ない。
その上、大人でも普段の生活では知り得ないような
外国のことや歴史について1冊の本で知ることができるのです。
子どもだけのためにしておくのはもったいない。
そんな本が沢山あります。
中でも、今日読み終えたばかりの本を紹介したいと思います。

「よかたい先生 水俣から世界を見続けた医師ー原田正純」
文・絵/三枝三七子 出版元/学研教育出版
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水俣病患者の側に寄り添い続けた医師の原田先生が語った
水俣病のこと、そして公害病に対する差別について
著者が優しい絵と共に綴っています。

初めて知る事実や言葉の重さにずっしりと心に響くことが多かったのですが、
私が日々気にしている「エコ」という観点についての下りがあったので、
そこの部分について少し触れたいと思います。

「快適な暮らしで手ばなしたもの」
原田先生は言いました。
「数えきれんほどの便利さを手にしたぼくたちが
逆に手ばなしたものがあるんだよ。それは心と頭ですよ」と。
そして続けます。
「家族の状態を細やかに考える心は弱くなって、
できるだけむだを出さない買い物をしなきゃ、
という頭も使わなくなっていると思う」
「 」は本文を引用

震災後、私は快適な暮らしを少しだけ手放そうと考えて生活してきました。
電気、ガス、水を節約する工夫をする。
使い捨てをやめる。車を使わない。
買い物をするときには本当に必要かを考える。など。

それは震災前の暮らしでは気づかなかった
私自身の社会への責任を知ったからです。
原田先生が指摘するように、
私は頭を使うことを忘れていたのだと思います。
そして、私が得られる便利や幸福は
他人の犠牲の上に成り立っているのかもしれない、
という想像力も持ち合わせていませんでした。
人の痛みに思いを馳せるという「心」も失っていたのだと思います。
少しだけ便利さを手ばななした私に
頭と心が戻ってくるかどうかはわかりません。
でも、もう少し続けてみようと思います。

この本は水俣病を題材にしていますが、
公害病や社会的弱者について語られています。
震災後の今読む事で学ぶ事が沢山ありました。
この夏、出会えてよかった一冊です。
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by sunnydrops_tokyo | 2014-09-12 23:09 | その他

瀬戸内のお魚

先日、兵庫県の西の端、姫路に行ってきました。
ぼうせ島周辺で取れるお魚の漁港を見るためです。
午前中は雨だったにも関わらず、
11時からのセリには沢山の活きのよい魚が並びました。
そのまま料理屋さんや市場に出て行くと思うと、
近くに住んでいる方は幸せだなぁと羨ましくなりました。

また、兵庫漁連の方のお話を聞くことができたのですが、
近年、取れる魚の種類が変わって来ているとのこと。
元々、いろんな種類の魚介類が取れる豊かな漁場だそうですが、
ここ数年は様子が変わり、
年によっては、舌平目ばかりが網にかかるということもあるそうです。
また漁業者が年々減っていることと、
魚の価格が安くなっていることで次世代の後継者が生まれにくく
今後、瀬戸内の漁業を支える人がいなくなってしまうというお話を聞きました。

そんなお話を聞いても私が今すぐ何ができる、ということもないのですが、
これからは、意識して地元のお魚をもっと食べて行きたいなと思いました。

普段スーパーで並んでいるお魚は、どこでとれたのか、いつとれたのかが
明確でないものが多く、なかなか兵庫、瀬戸内産のものに出会えません。
すべての漁業者、販売店が漁獲日や漁港をきちんと管理して消費者に届けて欲しいです。
せめて春の「いかなご」、そして「タコ」に関しては地元のものを食べたいです。

この日は、漁港にあるお店で「シャコ」「岩ガキ」「ツバス」を購入して帰りました。
家に帰ってから悪戦苦闘。
シャコはほとんど食べるところがなくなってしまったし、
岩ガキも食べるまでにどれだけの時間を要したか。
ツバスはお店で刺身にしてもらっていたからよかった。
普段、お魚を調理することがないので苦労しましたが、
こういうことを重ねて行くことで、
魚を上手に食べられるようになるのかなと思いました。

魚というと、海の汚染が気になっているのは事実です。
すべてのものを放射能検査できるわけでもないし、
ダイオキシンなどを計ることもできない。
今までの私達の生活が作り出してしまった不安要因です。
きちんと向き合って、
食べるか食べないかの選択をして行きたい。
そして、未来の子ども達に魚の食文化を残して行くためには
どうしたらいいのかを考えていきたいと思っています。


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by sunnydrops_tokyo | 2014-09-02 11:15 | 食の安全