カテゴリ:食の安全( 27 )

なまけもの、トークショー

先日、ナマケモノ倶楽部の発起人である辻信一先生のトークショーがありました。主催は、関西の生協「コープ自然派」です。私はスローライフの牽引者である辻さんの大ファン。友人から誘われて、勇んで行ってきました!

映画上映のあとのトーク。
(ヴアンダ・ナシヴァーさんの「いのちの種を抱きしめて」
映画の予告編へ

話題は TPPや遺伝子組み換え作物のことなど。
会場からの質問にこんな内容がありました。
「オーガニックな食品は高価でセレブの食べ物と思われています。それについてどう考えますか?」

そして、辻さんは
「高いものをあえて買うという行為は、非常に哲学的だと思う」
「仕組みを理解して、学んで買うことがオーガニックで高いものを買うことにつながる」とおっしゃしました。

辻さん曰く、ヴァンダナは「安いものは空っぽのカロリーがあるだけ、毒性があるとそれが病気を引き起こし、医療費を支払うことになる。安くすませようと思っていたものが、結果的には高くつくことにある」と訴えているとのことでした。

短絡的に判断するのではなく、長期的に見て、何が安いのか、何が本当に大切なのかを考えてモノを選ばないといけないということです。

辻さんは「一般のスーパーで100円のものがオーガニックなものが150円だとしても買って欲しい」とおっしゃいました。本当に必要な農業を守り続けるための1票だと思って購入すべきだと。
「自分が望むものを作る自由」「暮らしやコミュニティを守る」「農業における民主主義を手に入れる」そのために一番にできることがそれなのかな、と納得しました。

本当にお話上手な辻さん。ヴァンダナさんの映画には勇気がもらえました。
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by sunnydrops_tokyo | 2014-12-21 16:55 | 食の安全

瀬戸内のお魚

先日、兵庫県の西の端、姫路に行ってきました。
ぼうせ島周辺で取れるお魚の漁港を見るためです。
午前中は雨だったにも関わらず、
11時からのセリには沢山の活きのよい魚が並びました。
そのまま料理屋さんや市場に出て行くと思うと、
近くに住んでいる方は幸せだなぁと羨ましくなりました。

また、兵庫漁連の方のお話を聞くことができたのですが、
近年、取れる魚の種類が変わって来ているとのこと。
元々、いろんな種類の魚介類が取れる豊かな漁場だそうですが、
ここ数年は様子が変わり、
年によっては、舌平目ばかりが網にかかるということもあるそうです。
また漁業者が年々減っていることと、
魚の価格が安くなっていることで次世代の後継者が生まれにくく
今後、瀬戸内の漁業を支える人がいなくなってしまうというお話を聞きました。

そんなお話を聞いても私が今すぐ何ができる、ということもないのですが、
これからは、意識して地元のお魚をもっと食べて行きたいなと思いました。

普段スーパーで並んでいるお魚は、どこでとれたのか、いつとれたのかが
明確でないものが多く、なかなか兵庫、瀬戸内産のものに出会えません。
すべての漁業者、販売店が漁獲日や漁港をきちんと管理して消費者に届けて欲しいです。
せめて春の「いかなご」、そして「タコ」に関しては地元のものを食べたいです。

この日は、漁港にあるお店で「シャコ」「岩ガキ」「ツバス」を購入して帰りました。
家に帰ってから悪戦苦闘。
シャコはほとんど食べるところがなくなってしまったし、
岩ガキも食べるまでにどれだけの時間を要したか。
ツバスはお店で刺身にしてもらっていたからよかった。
普段、お魚を調理することがないので苦労しましたが、
こういうことを重ねて行くことで、
魚を上手に食べられるようになるのかなと思いました。

魚というと、海の汚染が気になっているのは事実です。
すべてのものを放射能検査できるわけでもないし、
ダイオキシンなどを計ることもできない。
今までの私達の生活が作り出してしまった不安要因です。
きちんと向き合って、
食べるか食べないかの選択をして行きたい。
そして、未来の子ども達に魚の食文化を残して行くためには
どうしたらいいのかを考えていきたいと思っています。


グリーンピースジャパンのページ,太平洋クロマグロの動画へ
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by sunnydrops_tokyo | 2014-09-02 11:15 | 食の安全

西宮での「二毛作」について

西宮では「都市型里山」というものを残そうと行政とNPO、企業などが共同で
いろいろな活動をしているようです。
先日、 NPO法人こども環境活動支援協会(LEAF)主催の勉強会に参加してきました。色々知らないことを学びましたが、一番驚いた「二毛作」について少し書いておきたいと思います。

LEAFが管理、運営をまかされている農地では、
お米と麦の二毛作を行っているとのこと。
かつて、西宮ではそれは一般的だったようですが、
お米を生産、流通の流れが変化し、
ゴールデンウィークに苗を作付けし、
9月の中旬には稲刈りを行うというスパンに変わったのだそうです。
そのため、麦を刈り取る6月には田んぼをあけなければならず、
麦の生産をやめることになったそうです。

LEAFの農地は子ども達の環境学習の場として農地を利用してるため、
一般の農作物の流通を気にせずに作物を育てることができます。
であれば、かつての方法で麦とコメの二毛作に挑戦してはどうかと、
少しずつ実践しているようです。

二毛作を行うことで「コメと麦」の2種類を
収穫できるというメリットはもちろんのこと、
生き物にも優しい農業ができるのだそうです。

コメを育てる途中、7月頃に田んぼから水を抜くことがあるのですが、
その際に田んぼの中に生息している「やご」などの昆虫が死んでしまうのだそう。
それを二毛作を行い時期をずらすことで、
田んぼの水を抜く時期もずれると、
田んぼにいた昆虫は陸地にあがる時期になるので、
生き延びる種類が増えるのだそうです。

人とそのほかの生き物との共生が生まれるというのです。

人は人だけでは生きて行けない。
生態系の一部として生きて来たということが
昔の農業の知恵の中にも生きていたのだなぁと感動しました。

講座では、その農地で取れた大麦を使った「麦茶」をいただきました。
本当に優しい味でおいしかった。
家庭用に普及できれば嬉しいですが、
せめて小学校の給食で、西宮で取れた麦茶を出せるような
そんな環境になればいいのになと思います。
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by sunnydrops_tokyo | 2014-08-24 10:51 | 食の安全

命をいただくということ。

生協、都市生活の研修で鶏の育成をしているセンターに行ってきました。
色々と勉強になったのですが、
一番、印象に残っていることは
鶏肉の重さについてです。

そこで生産されている鶏の胸肉は約380g、もも肉は550gです。

我が家で家族4人でもも肉を食べるときは、
550g程度は1回で食べ切ってしまいます。
ニワトリ1羽分です。

今夜は子ども達と夜に鶏のそぼろを食べました。
胸肉ともも肉の合い挽きでしたが250gです。
ニワトリ胸、モモの4分の1の量です。

なんと表現していいのか難しいのですが、
重さを意識するようになってから、
命の重さも同時に意識するようになりました。
大事に食べなきゃと本当に思うのです。

研修と時を同じくして、
北部の里山に足を伸ばしました。
ニワトリをたくさん飼っている家があり、
そこの子が「生まれたてだよ」と卵を見せてくれました。
目の前にニワトリ、そして卵。
ここでも「命」を意識しました。

食事の時にいつも言っている「いただきます」という言葉は
空っぽだったなと思います。
これからは「命をいただきます」と感謝して食べたいと思います。
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by sunnydrops_tokyo | 2014-06-12 01:24 | 食の安全

遺伝子組み換えナタネ自生調査

あちこちで菜の花が咲く時期ですね。
私の住んでいる町にもあちこちの花壇で咲いています。
が、時々、ぽつりと海岸に咲いていたり、
道路脇に咲いているのを見つけることがあり、
「むむむ????あやしい…」と思うことがあります。
何が怪しいのか。
もしかしたら、これは外国から入ってきた遺伝子組み換えナタネではないか?
と疑ってしまうのです。

というのも、生活クラブ生協は遺伝子組み換え作物反対の姿勢を取っており、
取り扱い食品には遺伝子組み換え作物を使いません。
その運動の一環で、国内に自生する遺伝子組み換えナタネの調査を行っているのです。そのことを知っている私は、つい自生している菜の花を見ると疑いの目で見てしまうのです。

で、今年はその調査に協力することにしました。
1)浜辺に近い道路脇にぽつりと生えていた菜の花
2)浜辺の草むらにぽつりと生えていた菜の花
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これらを検査キットで検査しました。

自生ナタネがどうして遺伝子組み換え作物の可能性があるかというと、
食用油の原料であるナタネ(遺伝子組み換えがほとんど)はほとんどが輸入です。
神戸港にたくさん陸揚げされるので、加工工場へ運ばれるまでの輸送中にトラックからこぼれ落ちるものが出てくるのです。
こぼれ落ちたタネが芽を出し、花をつけ、その花粉が近くの別のナタネと受粉するとどうなるか。
知らない間に遺伝子組み換えの野菜ができてしまう可能性が出てくるのです。

生活クラブ生協では、2005年から毎年調査を行っています。
1200箇所ほどの調査中、30数カ所で組み換えナタネが見つかりました。

そして、今回、私が検査したものは…。
どちらも陰性でした。つまり、日本由来のナタネでした。
ほっ。
これからは春になってあの菜の花を見ても不安に思う必要がありません。
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この検査は娘と一緒に行いました。
娘には、はじめに遺伝仕組み変えのことを言わずに
「外国のナタネが日本に入って来ている可能性があるから調べるよ」と説明しました。
そしたら、
「外国の大きな魚(ブラックバスのこと)が入ってきたから日本の魚が減ってしまったのでしょ。それと同じことが起きるの?」と言っていました。

そうそう、そうなのです。
自然には境界線がないので色々な生物、植物が混じり合うことは自然のこと。
でも、人間が意図的に運んだものによってその土地特有のものが失われ、
生態系が崩れたり、環境破壊されることは悲しいです。
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by sunnydrops_tokyo | 2014-04-14 22:04 | 食の安全

学校給食と子どもの健康を考える会・兵庫からのお知らせ

「粗食のすすめ」で有名な幕内秀夫さんが主催する
「学校給食と子どもの健康を考える会・兵庫」から
交流会のお知らせをいただきました。ここで告知させていただきいます。

こちらの会は、学校給食での米飯給食を進める活動をされています。
昨年の講演会に参加させていただきましたが、
パン給食の知られざる歴史を知る事ができたり、
学校給食の実態を垣間知ることができたり、とても勉強になりました。


「学校給食と子どもの健康を考える会」幕内秀夫さんとの交流会
● 日時 2014年4月12日(土)14:00~16:00(受付13:30~)
● 会場 宝塚東公民館 セミナー室 
  (阪急宝塚線山本駅南口より徒歩5分。駐車場は若干あり)

● 対象  会員および講演会に参加された事のある方
● 参加費 会員:無料  一般:200円
● 定員  あり(60名先着順)
● 内容  幕内さんのお話、ビデオ上映、質疑応答、フリートーク(予定)

事前申し込みが必要です。

詳しくは、
「学校給食と子どもの健康を考える会・兵庫」のブログへ
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by sunnydrops_tokyo | 2014-01-16 10:28 | 食の安全

ばけつ稲の収穫

春に数粒のタネもみをバケツに植え、夏のあいだ育てていた我が家の稲。
ようやく収穫できました。
ばけつに入っているときには立派に見えた稲でしたが、
ハサミで刈ってみるとこんなもの。

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でも、せっかくなので籾殻を取ってみることに。
ゴマすりの鉢とボールを使って、籾をとりのぞきます。
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ボールをゴロゴロ動かすと、中から玄米が登場。
なかには緑色のものや、籾だけのものなど、
取れた玄米は数十粒。
娘と私はがっかり。
二人で「お米って作るのが難しいんだね」と確認し合いました。

今は新米の時期。
本当においしいお米が食べられることに感謝です。
ひと夏の苦労を考えると、
来年はばけつ稲作らないかも〜。
でも、いい経験になりました。
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by sunnydrops_tokyo | 2013-11-06 06:59 | 食の安全

自家製ごぼう茶

天気のよい日が続いていたので、ごぼう薄く切って天日干ししました。
自然食品店のおばさんが「干したごぼうを健康茶と一緒に煎じて飲むといいよ」
と教えてくれたので、試してみることにしました。

家にあったいただきものの「ドクダミ茶」と
「干しごぼう」をお鍋に入れて数分間煮出しました。
ほんわかごぼうの香りが漂ってきてそれだけで癒されます。
飲んでみると、なるほど「ドクダミ&ごぼう」の味なのですが、
ドクダミ茶だけよりおいしいような気がします。
(絶品というほどでもない…)

ネットでごぼう茶の作り方を検索してみると、
ごぼうをささがきにして1日ほど干し、
フライパンで弱火で煎ってから、お湯で煮出すとのこと。
私はフライパンで煎る行程を飛ばしましたが、
十分風味は出ていました。

でも、飲んでみて思ったのは、
ごぼうはお茶じゃなくて、
豚汁に限るなあ、ということ。
根菜類が美味しい季節になりました。
嬉しいですね。
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by sunnydrops_tokyo | 2013-10-15 21:44 | 食の安全

すいかの白い部分

夏です!スイカです!
暑い時期のスイカは本当においしいですね。
我が家も早速、手に入れて食べました!
食べているときに思ったのですが、
昔のスイカよりもタネが少なくなってきている気がしますが、
いかがでしょうか。

私が楽しみにしているのは、実の赤い部分ではなく「白い部分」。
塩で浅漬けにしていただきます。
ウリのようでシャキシャキとしてとても美味しいです。

作り方はキュウリなどの浅漬けと同じです。

赤い部分をしっかり食べ、緑の皮を切り離します。
白い部分を食べやすい大きさに切り、
塩揉みして水を出します。
あとは、大葉やキュウリ、ミョウガ、生姜、オクラなどと和えて出来上がり。
ちょっとオリーブオイルやごま油などをかけると風味が出ておいしいです。

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すいかの白い部分の浅漬けはケチ料理ではありません。
本当においしいのです。捨てるのはもったいないです。
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by sunnydrops_tokyo | 2013-07-21 08:24 | 食の安全

GM作物の承認申請撤回へーニュースより

今日のニュース記事でこんな見出しを見つけました。
【GM作物の承認申請撤回へ=EUで、米モンサント―ロイター報道】
世界の遺伝子組み換え作物のシェアを占めているアメリカのモンサント社が
ヨーロッパでのGM作物の作付けを断念したという記事です。
※ GM作物とは遺伝子組み換え作物のことです。

記事によると、申請撤回した理由は、
「商業栽培される可能性が低いと判断したため」とあります。

すごい!と思いました。

以前からEU諸国で遺伝子組み換え作物に対する徹底した
拒否感/排除があると聞いていましたが、
モンサント社が申請撤回するほどにまで、世論の反対があったということ。

日本でも消費者の遺伝子組み換え作物への拒否感はありますが、
情報があまり公開されていないため、
実際のところは添加物や油脂に利用されるなど、
遺伝子組み換え作物は大量に使用されています。
そして知らず知らずのうちに、大量に摂取しています。

このまま日本での遺伝子組み換え作物への意識が高まらず、
消費者から声が挙がらないとどうなるのか…。
心配が大きいです。
TPP加入後に外国からの 遺伝子組み換え作物の輸入が始まり、
日本国内での作付けも行われるようになるかもしれません。

でも、今日の記事を読んで希望がわいてきました。
大企業でさえも、消費者の声にはかなわない。
私たちが徹底的に遺伝子組み換え作物を拒否する姿勢が
遺伝子組み換え作物を排除することにつながるのだと。


私達の命は食べ物から出てきます。
自分の命は自分で守る。
子ども達の命は大人が守る。
それが可能なんだと、そう思えた記事でした。









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by sunnydrops_tokyo | 2013-07-18 09:59 | 食の安全